川の様子

ダムからの放水量など奈半利川の様子です。

下流

6月10日 旧鉄橋跡から下流で2人の組合員さんが釣っていました。
釣果の写真を撮らせていただきました。小さいですが63匹と107匹だそうです。



みみなしもかかるのでおとりが弱るそうですが、63匹の釣果です。


田野堰下流


この組合員さんの写真はありませんが、107匹 (最終は国道橋の下までだそうです)



あまごと一緒に!

6月8日の潜水調査の様子です。小型のアユがたくさんいました。水量が少ないので雨が降るのを待っています。




解禁前

放流量(人工産)は、小川1,450kg、ダム上流本流1,150kg、平鍋ダム下流600㎏、野川500kg、西谷300㎏、合計4,000kgです。又、平鍋ダムから上流へ天然の稚アユの汲み上げ放流も行いました。
平鍋ダムまで(中流)は、天然遡上が非常に多く、サイズは6~20センチとばらついていますが、魚影は濃く15センチを超える魚も増えています。
解禁日の長山発電所から下流の発電放水量は15トンフラットの予定です。




あゆ

平鍋ダムから下流には天然遡上がたくさんいます。少し小ぶりかもしれませんが、生息数は非常に多く期待できそうです。最大20センチのものもいました。


写真はすべて高橋勇夫さんからの提供です。
5月21日下流


5月21日中流



速報 天然遡上91万尾

4月30日に奈半利川中流(柏木~小島)の分布調査を行いました。
たかはし河川生物調査事務所高橋勇夫さんからその概要の速報です。
水温は14.6~16.7℃でした。現時点での推定生息数は91万尾です。


調査区域内では生息数に大きなばらつきはありませんが、和田付近から上流で密度が高くなっていました。
淵では群れが多いものの、瀬では群れは少なく、単独行動に移行しつつある状態です。
サイズは全長7~17cmとばらついていますが、12cm程度の魚が多くみられました。
最大サイズは17cm程度でしたが、15cmを超えるものはわずかでした。
ただし、13~14cmのサイズは結構いますので、解禁までに十分(15~20cm)成長すると思います。
生息密度は全区間の平均で2.6尾/㎡とかなり高く、現時点では餌不足になっていませんが、
平均サイズが大きくなると過密による餌不足に陥る状態です。


15cmを超える立派なアユです。


ナワバリ争いも観察できました。