新着情報

奈半利川淡水漁業協同組合の新着情報です。

生息量調査

高橋さんによる解禁前の生息量調査の報告です。5月22日、23日に平鍋ダムから下流の調査を行いました。河口から平鍋ダムの間の暫定的な推定生息数(放流含む)は153万尾で、このうち天然アユは140万尾になります。ちなみに昨年の天然アユは108万尾でした。
アユのサイズは、10-15cmが中心ですが、15-20cmまで成長したアユも多く観察されました。
分布をみると田野堰の真下や久府付け付近で、高密度になっています。
この原因は5月12日から発電が始まったことで(3月18日から長山発電所作業の発電機停止に伴い、平鍋ダムからゲート放流5~10㎥/sを実施していました。)流量増加と水温低下が刺激となって田野堰下流にいったん定着していたアユがいっせいに遡上を再開したためと考えています。
ただし、田野堰から下流は、魚が急に移動したので、15cm以上のものはほとんど見えません。おそらく田野堰から下流は解禁しても「あまり釣れない」エリアになると思います。以上高橋さんの報告より
解禁日の長山発電所下流の放流量は15トンです。

高橋さんが生息量調査をした時のアユの様子です。




稚アユの様子№2

5月8日の高橋勇夫さんの潜水調査時の情報です。
サイズはばらばらですが、最大は17cm(50g)で 13~15cmは結構います。
下流は天然遡上の魚が多く、定着している魚がいる一方で7cmぐらいの魚もいて
小型はまだ上流に移動中です。




稚アユの様子

4月25日 高橋勇夫さんが潜水調査をした時の情報です。
小島では天然放流とも確認できました。かなりの数が遡上してきています。

久府付 天然と放流が混じった群れがたくさん見えました。


田野堰西側魚道


小川弘瀬 ナワバリを持った鮎も確認できましたが、
小さいものは7g(12cm)大きいものは30g(15cm)でした。



稚アユたち

4月22日午後14時頃の田野堰に集まった稚アユたちの様子です。
次から次へと堰にむかってジャンプしていました。



4月18日7gから10gのサイズの稚アユ1,000㎏を下流へ放流しました。放流した稚アユの様子です。 
19日は7gのサイズの稚アユ600㎏を中流へ放流しました。放流量は合計4,600㎏となりました。


田野堰遡上中

4月17日14時頃の様子です。堰の下で黒く見えるのが稚アユたちです。