新着情報
奈半利川淡水漁業協同組合の新着情報です。
解禁日の釣果
解禁日の釣り人は、約140人、釣果は?です。場所によって色々でしたが、まずまずの様です。
旧鉄橋跡から上流には8人 昼までに20~30匹の組合員さん。
香美市から毎年来ている方は、この辺は小さいといわれていたが、サイズも良かった。
ほとんどが18㎝で50匹、この10年で一番よかったとのことでした。
野友大橋周辺には朝早くから11人の方がいました。9時頃までに20匹~30匹の組合員さん、仕事前に30匹、40匹の方もいました。サイズは18~20㎝のものが多かったようです。
土佐山田からの2人組さんは、昼までに30匹ずつで、最近息子さんが友釣りを始めたばかりなので一緒に来たそうです。今日は水もぬくいしサイズも良かったそうです。
奈半利堰付近の野市からの釣り人は、11時頃から入って35匹だそうです。
小さいのが一匹もかからなかったそうで、これからも期待できそうとのことでした。
生息量調査
高橋さんによる解禁前の生息量調査の報告です。5月22日、23日に平鍋ダムから下流の調査を行いました。河口から平鍋ダムの間の暫定的な推定生息数(放流含む)は153万尾で、このうち天然アユは140万尾になります。ちなみに昨年の天然アユは108万尾でした。
アユのサイズは、10-15cmが中心ですが、15-20cmまで成長したアユも多く観察されました。
分布をみると田野堰の真下や久府付け付近で、高密度になっています。
この原因は5月12日から発電が始まったことで(3月18日から長山発電所作業の発電機停止に伴い、平鍋ダムからゲート放流5~10㎥/sを実施していました。)流量増加と水温低下が刺激となって田野堰下流にいったん定着していたアユがいっせいに遡上を再開したためと考えています。
ただし、田野堰から下流は、魚が急に移動したので、15cm以上のものはほとんど見えません。おそらく田野堰から下流は解禁しても「あまり釣れない」エリアになると思います。以上高橋さんの報告より
解禁日の長山発電所下流の放流量は15トンです。
高橋さんが生息量調査をした時のアユの様子です。