川の様子

ダムからの放水量など奈半利川の様子です。

田野堰

去年の台風で壊れた堰の工事が終わり全壊した魚道も遡上しやすく復旧されています。
稚アユの遡上は遅れているようですが、少し見え始めたのでたくさんの稚アユが上ってくれることを期待して防鳥ネットを張りました。




見つけたよ!

今年はじめて稚アユの塊を見つけました。水量が少なく暖かかったので見えたのでしょう。



ここからは動画です。黒いかたまりが稚アユです。かわいい動きですよ。


遡上開始

まだまだ寒い日が続いていますが、今朝、高橋さんが潜水調査で稚アユの遡上を確認しました。
国道橋の真下で撮影した写真です。水温は8度、天気は晴れ
型が小さいのが気になりますが、遡上時期は例年並みだそうです。
(提供高橋勇夫さん)




産卵の様子

10月末から造成していた産卵場が11月9日に出来上がりました。
すぐに産卵が始まり造成した全面は卵でいっぱいだそうです。(高橋さんより)



出来上がった産卵場


産卵場造成の様子


仕上げの均し作業は人力でします。最後に防鳥テープをを張って出来上がりです。



調査速報

8月14-15日、高橋勇夫さんによる奈半利川河口から小島までの分布・生息数調査の概要です。河口から田野堰の間は数は十分ですがサイズが15㎝以下のものが多く、20㎝を超えるものはほとんど観察できませんでした。田野堰から長山発電所までは、数がかなり少なくサイズは15-20㎝が中心です。柏木から上流は、型、数とも比較的良好ですが、水が少ないうえに金突きや網が入っているため、釣りにくい(魚の警戒心が強い)状態になっているようです。
全域を平均的に見ると、数は十分ですがサイズは物足りないという状態です。特に20㎝を超えるものがこの時期としては異常に少なく、濁水の長期化の影響が示唆されます。全域で痩せた個体が観察され、とくに長山発電所から下流ではそれが顕著でした。まだコケが十分生育しておらず、ナワバリ形成もあまりよくありません。特に深瀬やトロではコケがまだほとんどついていない状態でした。あと1週間程度経過してコケが良くなれば状況はかなり好転すると思います。(高橋勇夫さんの調査報告より)

旧鉄橋跡から下流の釣果です。8月15日20匹
この方の話では、0トンの時はかからなくて10トンになるとかかったそうです。
15日、16日の発電放水量は0トンが2時間、10トンが1時間の繰り返しでした。


旧鉄橋跡から下流、8月16日14時から3時間で17匹   17時 すずきに? すずきに? 
すずきに、、、、、切られたので終了したそうです。