川の様子

ダムからの放水量など奈半利川の様子です。

解禁前の情報

高橋勇夫さんの調査結果より
5月21-22日、27日に平鍋ダムから下流の生息調査を行いましたが、視界は0.6~2mで、工事現場からの濁りの流入や発電放水量の多さから、精度のある調査は出来ませんでした。
ハミアトの多さから推定すると、田野井堰から下流は、数的には十分なアユがいると思います。
15cmを超えたものは少なく、中心サイズは10-12cmです。ただ、最大サイズは18cmに達しています。二十三士公園前は部分的にアユが少ない状態です。加茂から野川の合流点まではアユが十分おり、サイズも最大20cmに達していますが、久府付付近は数がいません。柏木から上流の減水区では、ほぼ均等にアユが分布しており、サイズも18~20cmに達しています。ごく大まかな評価ですが、数は「平年よりもやや少ない(おそらく70~80万尾程度)」で型(平均サイズ)は例年よりも「かなり小さめ」です。
ただ、解禁当初は大きめの魚から釣れますから、サイズの小ささはさほど気にならないように思います。
例年になく緩流部に泥の堆積が目立ちます。特に舟九艘から下流はひどい状態です。

下の写真は西谷で撮ったものです。全長16センチ程度ナワバリを持っていました。




放流

平鍋ダムから下流へ約20gの稚アユを400㎏放流しました。全放流量は5,200㎏となりました。
6月1日から8月31日までの間、平鍋ダム河川維持流量が0.65トンから0.87トンに増量されます。




放流の様子

稚アユサイズ7gです。


4月24日に放流した時の動画です。


放流

4月24日晴れのち曇り水温15度
下流100kg、中流100kg、ダム上流本流100kg、小川200kg、計500kgの放流をしました。


平鍋ダムから下流(奈半利川の集い、野友大橋、崎山マキ、和田つり橋)50kgずつ


ダム上流本流(二又橋、島部落橋)50kgずつ


小川川4ヶ所50kgずつ



放流量は4.3トン

今日は、平均11gのサイズの稚アユを550㎏下流へ放流しました。
11日までの放流量は、小川川1,000㎏、ダム上流本流1,000㎏、野川川200㎏、西谷川500㎏、中流950㎏、下流550㎏、合計4,300㎏の放流となりました。