活動報告

奈半利川淡水漁業協同組合の活動報告です。

汲み上げ放流第2弾

今日は晴天で暖かい日でした。数万尾の稚アユが遡上している田野町の丈丈川でまたまた汲み上げをしました。その様子です。網を敷いてしばらく稚アユを待ちます。稚アユが網の中にたくさん入ってくると網をあげていってたまですくって水槽に入れて酸素をかけて放流場所まで運びます。野川川に1,500尾と西谷川に1,500尾の放流をしました。汲み上げには特別な許可が必要です。



西谷川への放流の様子です。バケツに稚アユを入れ橋の上からつり下ろします。そうしてバケツから稚アユを川へ移します。すると上流や下流の流れのゆるい場所にかたまってからゆっくりと遡上をします。



小島のあゆと放流情報

高橋さんから4月10日の小島のキャンプ場前のアユの写真を頂きましたのでお知らせします。
天然の遡上です。小島まで到達していましたが、全体的にまだまだ少ない遡上量です。これからが遡上の本番になると思います。田野井堰にはたくさんの稚アユがたまっています。


4月9日17時30分頃の田野井堰の様子です。ちょうど水が増えてきたので堰の中央にいた稚アユが遡上し始めました。黒く見えるのが稚アユです。長山発電所からの放水量は、14時から16時まで0トン16時から17時まで10トンでした。


4月11日稚アユの放流をしました。人工産でサイズは平均9g程度のもの700㎏です。野川川200㎏、西谷川200㎏、平鍋ダムから下流長山までの間300㎏です。西谷川への放流の様子です。



あゆの汲み上げ放流

田野町の丈丈川で約3,000尾の稚アユを採捕して小川川に放流しました。放流場所は、弘瀬と春ヶ谷です。採捕の仕方は、まず網を敷いて上流から下がってくるアユを待ちます。アユが敷き網に集まってくるとゆっくりと網をあげていきます。これを何度も何度も繰り返して採捕します。採捕したアユは水槽に入れて放流場所まで運んで放流しました。汲み上げの様子です。




もくずがに放流しました

今日は、もくずがにの放流をしました。サイズは約0.5cmから1cmぐらいで重さは0.3gです。全部で3,000尾一袋に500尾入っています。中流は1,000尾の放流です。野川川、西谷川、小川川、ダム上流の本流に各500尾ずつ放流しました。石の所に青色でちいさく見えているのがかにです。あっという間に上流の方や下流の方の石の下にかくれて見えなくなりました。




田野井堰の様子と特別採捕

3月30日の田野井堰の遡上の様子です。堰の工事も終わりたまっていたたくさんの稚アユがジャンプしていましたが、上の段に上れたのは比較的大きな稚アユだけでした。今年は本当に稚アユが多いです。




4月1日13時から特別採捕をしました。親アユにするための稚魚を田野町の水路で採捕しました。
近所の方達もこんな所へアユが上ってきたのは、近年見たことがないとびっくりしていました。
県の内水面センターでこの小さな鮎を大きくして親アユに育てます。この稚アユが来年の放流用の稚アユの親になります。


ここは田野町の保育園の近くの田んぼの横にある丈丈川です。たくさんの稚アユが上っていました。今までにない遡上量です。しもに網を敷いて、かみに大きなたまをすけて石で上流にアユが上れないように堰き止めて上って来た鮎をすくいました。あっという間に目標量が捕れました。これで来年も良質な鮎の稚魚ができることでしょう。