活動報告

奈半利川淡水漁業協同組合の活動報告です。

あゆの汲み上げ放流

田野町の丈丈川で約3,000尾の稚アユを採捕して小川川に放流しました。放流場所は、弘瀬と春ヶ谷です。採捕の仕方は、まず網を敷いて上流から下がってくるアユを待ちます。アユが敷き網に集まってくるとゆっくりと網をあげていきます。これを何度も何度も繰り返して採捕します。採捕したアユは水槽に入れて放流場所まで運んで放流しました。汲み上げの様子です。




もくずがに放流しました

今日は、もくずがにの放流をしました。サイズは約0.5cmから1cmぐらいで重さは0.3gです。全部で3,000尾一袋に500尾入っています。中流は1,000尾の放流です。野川川、西谷川、小川川、ダム上流の本流に各500尾ずつ放流しました。石の所に青色でちいさく見えているのがかにです。あっという間に上流の方や下流の方の石の下にかくれて見えなくなりました。




田野井堰の様子と特別採捕

3月30日の田野井堰の遡上の様子です。堰の工事も終わりたまっていたたくさんの稚アユがジャンプしていましたが、上の段に上れたのは比較的大きな稚アユだけでした。今年は本当に稚アユが多いです。




4月1日13時から特別採捕をしました。親アユにするための稚魚を田野町の水路で採捕しました。
近所の方達もこんな所へアユが上ってきたのは、近年見たことがないとびっくりしていました。
県の内水面センターでこの小さな鮎を大きくして親アユに育てます。この稚アユが来年の放流用の稚アユの親になります。


ここは田野町の保育園の近くの田んぼの横にある丈丈川です。たくさんの稚アユが上っていました。今までにない遡上量です。しもに網を敷いて、かみに大きなたまをすけて石で上流にアユが上れないように堰き止めて上って来た鮎をすくいました。あっという間に目標量が捕れました。これで来年も良質な鮎の稚魚ができることでしょう。



小川川への放流

朝のうち降っていた雨も上がり11時前からの放流になりました。人工産の稚アユ500㎏を小川川の6ヶ所へ放流しました。サイズは平均9gの元気な稚アユです。各場所の放流の様子です。


春ヶ谷からの放流は100㎏です。


弘瀬の橋からの放流は80㎏です。


蛇谷口しもの階段からの放流は80㎏です。


具同字大橋からの放流は80㎏です。


安倉橋からの放流は80㎏です。


遍路淵からの放流は80㎏です。


放流した稚アユの様子です。



放流しました

今日500㎏の人工産の稚アユをダム上流の本流の5ヶ所に放流しました。サイズは平均10gです。


二又橋の様子です。稚アユをバケツに入れて川までおろして放流します。


大木の瀬周辺の様子です。設置してある黒いパイプの中に稚アユを入れ水で流して川へおろします。


島部落の橋の様子です。ホースを川までおろしその中をとおして川におろします。


久江ノ上のしもの竹藪の様子です。


久江ノ上のかみの杉林の様子です。